86 少人数で、月に3回ほど集まり、2年間で、パーソンセンタード・カウンセラーとしての力を獲得していくコース。◆パーソンセンタード・カウンセリング(PCC)は ・ ロジャーズ・ジェンドリン理論(PC/EA)、人間性心理学、カウンセリング心理学、心理学、精神医学、人体学、健康学などを背景とする統合的技法である。 ・ 「深い傾聴」を基本とし、態度条件の「一致(純粋性・透明性)」をその肝とする。 ・ 個人一人ひとりの成長、より自由により自分らしく生きること、と社会的課題解決を目指す。◆PCCプラクティス目標 ・ 自分の内側「パーソン・インサイド」と深くつながることにより、より自由により自分らしくあること(一致・純粋性・透明性)をめざす…カウンセラーの基本態度。 ・ 「からだ・こころ」と「あたま」をつなぐ、知的理解と身体・感覚理解の融合を図る。 ・ 感覚・感性のブラッシュアップを行う。 ・ 自身の「枠」(“観”“ものの考え方見方”)の検討及びその「枠」の棚上げをめざす。 ・ PCC面接技法の獲得をめざす。◆PCCの人間観・哲学 ・ 個人は成熟の方向へ向かって変化していく力と傾向を自らのうちにもっており、その力と傾向が明らかにそして、内在している力を発揮していく。現れていない場合でも、その力と傾向は個人のなかに潜在している(実現傾向)。 ・ 人間一人ひとりの存在を大切にして、個別・具体的な人間存在を尊重する(実存的立場) ・ 過去や将来・未来ではなく、「今・ここで」を中心にする。◆PCCプラクティス・コース受講について ● 受講条件 ロジャーズ・ジェンドリン理論、クライエント中心療法、フォーカシングなどの理論を履修修了者。未履修の方は、④理論学習から受講することをお勧めする。◆青年期事例検討クラス講 師 高瀬義幸・高杉葉子日 程 原則第4土曜 16:30~18:30 年間8回会 場 CESC研修室&ONLINE研修室概 要 相談事例のGSVにより、心理的問題を抱えている人たちへの対応力の向上を目指す。また、メンバー同士の支え合いの場とする。◆文献講読:「実践的応用・カウンセリングと精神療法のための22のガイドライン」講 師 上嶋洋一日 程 原則第2日曜 10:00~12:00 年間8回受講料 会員限定;30,000円+年会費3,000円会 場 ONLINE研修室概 要 向精神薬に頼らない治療を探求している精神科医ピーター・ブレイキンの論文読みながら、それにより浮かんできた各自の体験や思いをわかちあい体験的自己理解を目指す。◆講義録で学ぶPC/EA理論講 師 笈田育子日 程 第3土曜クラス 第3水曜クラス暮らしと仕事に役立つカウンセリング理論学び1パーソンセンタード・カウンセリング・学び2プラクティス・コース活動(事業)内容 2023年4月現在の研修講座内容、募集要項等は以下の通りである。
元のページ ../index.html#86