CESC 60周年記念誌「Jump to the furure!」
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61『エリック・バーン心理療法としての交流分析・その基本理論の誕生と発展』星和書店『発展的TAのためのドンキーブリッジ』星和書店『交流分析の理論と実践技法』風間書房特定非営利活動法人カウンセリング教育サポートセンター前理事長・講師・カウンセラー。TA心理療法研究所長・日本交流分析学会名誉理事1933/11/22~2021/11/4監 訳【略歴】1933年11月22日東京四谷で誕生。雙葉学園中等部・高等部、聖心女子学院英語専攻科卒業。1954年日本航空国際線のスチュワーデス第6期生となる。1957年、三木鮎郎氏と結婚のため退職し、数年間子育てに専念後1970年、同社の客室訓練部講師として後進の指導にあたる。1979年、40代半ばにNPO CESCの前身東京カウンセリングスクールで来談者中心療法などカウンセリングを学ぶ。1986年からTCS講師・相談室のカウンセラーとなるとともに、精神科クリニック、立正大学学生相談室のカウンセラーなども務める。2000~05年、2014~16年NPO CESC理事長を務める。その間に渡米し、交流分析のバイブルとも言われる『TA TODAY』の著者であるヴァン・ジョインズ博士の直弟子として、TAに基づいた心理療法のトレーニングを受ける。2000年「日本の交流分析研究」の論文で博士号を取得。2007年、国際TA協会認定資格の倫理、哲学、組織の部門とスーパービジョン部門の試験に合格。2005年、72歳でティーチング部門にも合格。2013年8月、日本で初めての国際TA協会(ITAA)の国際会議を大阪国際会議場で開催し主催者委員会委員長として、各小委員会委員長と共に大会を成功裏に終えた。【資格】国際TA協会(ITAA)、 教授会員(臨床)、臨床心理士【趣味】音楽(オペラ、クラシック、ジャズ)、読書(ジャンルは幅広く)、映画鑑賞【好きなこと】無類の猫好き、太極拳、ラジオ体操、 気の置けない友人とお酒を飲むこと、 料理(食べる作る)。『交流分析による人格適応論』誠信書房 CESCでは、故・横山教授を尊敬し、横山教授亡き後、CESCを大切にされていた大きな存在でした。多くの方が繁田先生の下で学ぶため、またその温かい厳しさに触れ、人生を楽しむ姿に憧れて、慕い集まってきていました。国内外の著名な先生方との交流も幅広く、そのホスピタリティの素晴らしさも、CESCでは光っていました。 最後まで、臨床現場でご活躍された人生であり、私たちCESCにも多くのものを残してくださいました。あり方そのものがカウンセリングを体現され、生き方そのものがTAを語っていた、そんな存在でした。合掌翻 訳繁田 千恵

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