CESC 60周年記念誌「Jump to the furure!」
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52NPO法人 カウンセリング教育サポートセンター(CESC)室城 隆之江戸川大学関 真利子成城大学関わりが少ないかもしれませんが、TAとの付き合いは結構長く、30年以上になります。  若い頃、精神的にしんどい時期にふと本屋に入って取り出した本が加藤諦三さんの『自分を嫌うな』でした。それから加藤諦三さんの本を何冊か読んで、加藤先生が自分が思えば何でもできるということの例として、「国際TA協会の大会に、メンバーでないのに直接アポイントを取って参加することができた」と書いていたので、TAを勉強してみようと思って、ミュリエル・ジェイムスの『自己実現への道』という本を買って読み始めました。それがTAと出会いです。CESC60周年記念座談会②TAとの出会い、繫田先生との出会い笈田 CESCでは前理事長である故・繁田千恵先生が大切に、まさに心血を注いだTA(Transactional Analysis=交流分析)を今後も繫げていきます。そこでCESCの60周年にあたり、改めてみなさんにTAについてのお考えを伺い、これからの取り組みを考えていきたいと思います。藤井 私がCESCで最初に受講したのが1980年ぐらい。まだ前身の東京カウンセリングスクールの時代です。繁田先生とは、私が1年次で、3年次が1年次のグループに一緒に入ってファシリテーターをするトレーニングのときに出会いました。その後CESCで繁田先生のTAの講座を受け、先生と一緒に、「TA TODAY」を読む会を自主勉強会で作ったりしながら勉強してきました。私はきちんと契約してTAのトレーニングを始めたのがすごく遅かったので、まだまだ新米です。これからCESCで何ができるかを考えています。室城 この座談会のメンバーの中では、私はCESCとも繁田先生とも一番繁田先生とTA(交流分析)プロジェクト

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