36寄稿 | 相談員からCESC相談員はCESC60年の理念と理論の実践者とも言える。活躍する相談員からメッセージをいただいた。相談員 カウンセリングとの出会いはCESC相談室でした。その時カウンセラーから言外に伝わってくるものがあり、辛さ苦しさを「わかってもらえた」と深く感じました。抱える状況に変わりはないのに、それまでにない希望のようなものが湧いてきて気持ちが楽になったことを今も覚えています。後に受容・共感体験だったと知りました。 思いを言語化することを身につけるため、学んで家族のサポートをするためにカウンセラーの後押しもあってスクールに入りました。 自分の考え方や捉え方に気づく過程の重苦しい抵抗感や、腑に落ちて受け入れたときの爽快感などの体験を重ねて、いくつになっても成長できると言える私がいます。学び場があったことと学ぶ仲間がいたからこそと感謝しております。 学んだことを活かす機会をいただき相談員になりました。相談内容は多岐にわたり、よりよいサポートをするためには学び続けることが必要と痛感しています。 相談者に「わかってもらえた」と感じてほしいと思い、その方らしく歩むこれからにつながると信じて「わかろう」として共にいます。相談員 昨今の目まぐるしい世情の変化に応じて“新たに木のぬくもりのある部屋からの第一歩”をお祝い申し上げます。お陰様で“知的理解から腑に落ちる理解”を体験させて頂いております。 2007年に入校以来、著名な先生方から多岐に亘り学ばせて頂いて財産になっております。CESCでは、納得がいくまで心理の世界を学ぶ事が出来ます。お陰様で相談業務の支えになっており、諸先生方には改めて感謝申し上げます。 2023年度は品川から新設ご講座の数々が企画されており、魅力満載な学びが選択出来ます。欲張り過ぎない様に着実に取り組みたいと考えております。 “善く生きる”ロジャーズの教えに基づき、これからも生き心地の良い社会に繋がるよう取り組んで参ります。学び場との出会い祝 新未来にジャンプするCESCCESC60周年に寄せて
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